NPO法人 みるくらぶ
活動紹介
こころリラクゼーション
人とより良くつながるために
気持ちを穏やかに維持するために、人とより良くつながる機会とスキル獲得を行うことが目的。
これは地震前から継続してきた活動です。
震災後は特に子どもたちの心理的な抑圧が懸念されることから実践するに至りました。
理由は、各家庭の境遇(経済的・物理的)は、子どもたちの関係性に少なからず影響しているように見受けられたことにあります。
例えば、自宅再建を終えて帰宅した子どもと、仮設及びみなし仮設にいる子どもの間には小競り合いのようなトラブルが生じたこと。また、誹謗中傷的な言動により相手を傷つけてしまう状況もあり、子ども自身、どうすることもできないやり場のない思いを発散することもできず、悶々としている気持ちが理解できたからです。このような状況を見据え、子どもたちの抑圧している気持ちを解きほぐすための機会が必要だとして、共働の場を設定し開催することとなりました。
同じ作業を行うことで、他者理解を促し、思慮分別できる常識的な振る舞いを身につけること。さらに、人とつながることの心地よさを実感できる機会となるように一人一人の子どもに配慮しながら開催しています。
具体的には、フラワーアレンジメントをはじめ工作などの作業を行っています。保育所をはじめ小中学校へ出向き一クラス単位にて開催。 また、仮設に入居している高齢者の認知予防と孤独死を防ぐためのコミュニティー支援としても開催しています。高齢者を対象にした講座は、月一回定期的に開催しています。
子ども向けの様子
おとな向けの様子