NPO法人 みるくらぶ
団体紹介
❤みるくらぶ❤...
誰でも日々安心して穏やかに暮らしたい、そう思うのが当然。
しかしながら、生活を送る中では様々な課題が生じるのも必至。
そんなとき、一人一人の課題は異なっていても、つらい胸の内をちょっとだけ誰かに打ち明けることができれば、気持ちにゆとりが生まれ、課題解決へと向けて自ら行動を起こす意欲につながるのではないでしょうか。
人間関係の希薄な昨今では信頼できる関係性を築く機会もなく、一人で悶々と悩むこともしばしば・・・。
特に、子育て期は熱発やケガなど突発的な問題も多く、予測不可能。さらに最初の子育ては、経験がないことも相まっておろおろ右往左往焦るばかりで緊張の連続。ストレスは溜まり、いつのまにか精神的にゆとりをなくすことも多いのではないでしょうか。
子育てで大変なのは、子育ての煩雑さや育て方などの方法が分からないのではなく、家庭内でちょっとした悩みを漏らす相手や手助けがないこと。朝から晩まで一日24時間、孤軍奮闘せざるをえない状況(だったと感じていますが、現在のママたちは情報も多くこのような閉塞感や孤立感は少ないかもしれません)にあったと感じています。
地縁、血縁のない地で子育てを行っていた際の戦々恐々とした不安があったことを思い出します。近隣のつながりがなく、地縁も血縁もない状況では仕方がなかったのかもしれませんが・・・。
こんな中、偶然にも出会った先輩ママたちに救われました。
「子育ては【人生の華】」だと、エールをいただき、子育てを楽しく乗り切る転機となりました。
誰にも話せない胸の内をただ黙って聴いていただくことで味わった「ほっ、とする」安心感。時折経験を織り交ぜて『子育ての秘訣』など、助言をいただく姿勢から多くのことを学びまし た。人とつながることの尊さを・・・、そして今度は私たちが現役ママたちのお役に立てればと 思い活動を継続しています。人の気持ちに寄り添い、助け合いの精神を次の世代にも継承したい と強く思い願って活動しています。
私達が目指す安寧は、心身ともに「ほっ、とする」安らぎの境地に誘うこと。
その為に、相談支援を中心にした活動を展開しています。
活動理念
安寧な社会を目指して
みるくらぶの究極の目標は、『安寧』な社会の創造。
『安寧』は、穏やかな気持ちで生活を送ることが可能な社会とされています。
穏やかな気持に至るには、人とのゆるやかなつながりがあってこそだと私達は思っています。
それは・・・
困ったとき相互に助け合いが可能となるようなまた、地域環境
一人一人の存在が否定されることなく、人との程よい関係が維持されるような社会状況があれば、おとなのみならず子どもにとっても安心を担保できると考えてのこと。
例えば・・・
困ったとき、すぐ駆けつけて話を聞いてもらえる。
悩み事を素直に話し合える場所がある。
この環境があったことで、私たちは自ら課題を解決できることを経験してきたことに由来しています。
設立経緯
団体設立の契機は、孤立した育児環境が社会問題視されるようになったこと。
不登校・いじめ・虐待などが顕在化しはじめ、孤立した育児環境を何とかしたい・・・と強く共感しあった仲間が集まりみるくらぶは誕生しました。
虐待や母親への暴力(のちにDVと定義されることとなった)の相談が持ち込まれ始めたことも経緯の一つです。特に、平成5年当時はDVの定義がなく、被害者を護る手立てがなかったことに因んでいます。
まずは、「楽しく人とつながる」を念頭に置き、地域内での仲間づくりを実践。
孤立を防ぐには「人と出会う機会」を設けることが必至。人との関わりは、 何より意欲を引き出すことができることを確認した私たちは、公民館を利用し、バザーや学習会を定期的に開催し、仲間づくりを開始。
平成5年12月6日創設、社会活動法制定により平成19年6月13日、NPO法人みるくらぶとして法人化し現在に至っています。
エンパワメント思想
自分の力を信じて欲しい・・・の一念!!
人とつながる効用を次世代のママたちにも子どもたちにも伝えたい
この思いを強くし、 『出会い・ふれあい・ささえあい』をモットーに取り組んでいます。
出会により、相互に交流がはぐくまれれば意欲を高め、未知の力を発揮させることが可能だと経験を通じて感じているからです。
『子育て期は人生の華の時期、今を楽しんでね』と先輩ママたちからいただいてエールに勇気づけられ たことは、自分に乗り越える力があることを気づかされる契機となりました。
日々生活を送る中で生じる課題は避けられないこともあります、そんなとき人と繋がっていること 例えば、悩み事を話せる、あるいは託児をお願いできるなどちょっとした手助けが可能な環境があれば 精神的窮地に立たされることなく、ゆとりをもって楽しく乗り越えられる転機になることを経験してきたからです。
継続は力なり
3つの根拠
⓵次世代に継承 - 人に対する配慮と、相互に助け合う関係性を次の世代にも継承したい。
⓶信頼関係の構築 - 適切な支援を行うにはアセスメントを行うことは必至。そのためには支援の必要な方々との信頼関係を構築することが大前提と考え、出会いの機会を「親子居場所事業」として開催し信頼関係を構築する機会としています。
⓷伴走支援に徹する - ボランティア活動はあくまでも支援の必要な方々が主体、支援する私たちはあくまで傍観者 に徹し相手の意見を尊重することが鉄則。 常に、寄り添う姿勢に徹して活動しています。