学習支援とこころのケア
この活動は、毎週月曜、午後4時半から6時半まで開催。
宿題と自学自習を行いながら、個々の理解できない課題の弱点補強を行っています。
目的は、学習支援と心のケアを行うこと。
地震発災後、巡回支援を行っている際に母親たちから異口同音に聞かされた学習の遅れに対する懸 念を受けて開始しました。
特に当時の新一年生(現在の小学校四年生)は震災が起きた際、五十音や計算の基礎学習の時期と重なり、その機会が震災により奪われたこと。さらに、その間学習塾へ通い学習をしていた子どもとの間に習熟格差が生じていることも明らかになり仮設への入居が始まったのと同時に開始し現在も継続しています。
毎週月曜、午後4時半から6時までを目安に行っています。毎回、学習の合間におやつタイムを設けその時間を利用して、雑談を交わしながら子どもの状況について適宜把握できるよう努めているところです。その他、保護者からの子育てや進学などについての相談にも随時応じています。
地域交流を兼ねた機会をはじめ、入学や卒業時期を利用したお祝いの会と、地域交流も兼ねた親子のお楽しみ会も年3回ほど開催しています。
このお楽しみ会は、参加者からは毎回好評をいただいています。仮設を退去された方あるいはみなし仮設入居の方々も一同に参加を呼び掛け行っていることもあり、参加者同士相互の安否確認と情報共有や収集の場として有効な機会になっているとの声をいただいています。
活動の様子