NPO法人 みるくらぶ
団体紹介
設立経緯
団体設立の契機は、孤立した育児環境が社会問題視されるようになったこと。
不登校・いじめ・虐待などが顕在化しはじめ、孤立した育児環境を何とかしたい・・・と強く共感しあった仲間が集まりみるくらぶは誕生しました。
虐待や母親への暴力(のちにDVと定義されることとなった)の相談が持ち込まれ始めたことも経緯の一つです。特に、平成5年当時はDVの定義がなく、被害者を護る手立てがなかったことに因んでいます。
まずは、「楽しく人とつながる」を念頭に置き、地域内での仲間づくりを実践。
孤立を防ぐには「人と出会う機会」を設けることが必至。人との関わりは、 何より意欲を引き出すことができることを確認した私たちは、公民館を利用し、バザーや学習会を定期的に開催し、仲間づくりを開始。
平成5年12月6日創設、社会活動法制定により平成19年6月13日、NPO法人みるくらぶとして法人化し現在に至っています。
エンパワメント思想
自分の力を信じて欲しい・・・の一念!!
人とつながる効用を次世代のママたちにも子どもたちにも伝えたい
この思いを強くし、 『出会い・ふれあい・ささえあい』をモットーに取り組んでいます。
出会により、相互に交流がはぐくまれれば意欲を高め、未知の力を発揮させることが可能だと経験を通じて感じているからです。
『子育て期は人生の華の時期、今を楽しんでね』と先輩ママたちからいただいてエールに勇気づけられ たことは、自分に乗り越える力があることを気づかされる契機となりました。
日々生活を送る中で生じる課題は避けられないこともあります、そんなとき人と繋がっていること 例えば、悩み事を話せる、あるいは託児をお願いできるなどちょっとした手助けが可能な環境があれば 精神的窮地に立たされることなく、ゆとりをもって楽しく乗り越えられる転機になることを経験してきたからです。
継続は力なり
3つの根拠
⓵次世代に継承 - 人に対する配慮と、相互に助け合う関係性を次の世代にも継承したい。
⓶信頼関係の構築 - 適切な支援を行うにはアセスメントを行うことは必至。そのためには支援の必要な方々との信頼関係を構築することが大前提と考え、出会いの機会を「親子居場所事業」として開催し信頼関係を構築する機会としています。
⓷伴走支援に徹する - ボランティア活動はあくまでも支援の必要な方々が主体、支援する私たちはあくまで傍観者 に徹し相手の意見を尊重することが鉄則。 常に、寄り添う姿勢に徹して活動しています。